2018/04/04 難関校に行くメリットとは
こんにちは。グローアップ塾長の新家(シンヤ)です。もう桜も散り始めてきましたね。4月から学年が変わり、特に新1年生は期待や不安を胸に過ごしているのではないでしょうか。(私にとってはとても懐かしい感覚です…)
さて、タイトルの通り、いわゆる難関校に行くメリットって改めてなんだろうなと考えてみます。
私個人の意見としては一般的にはメリットが多いと考えています。
沢山あると思いますがぱっと思いつく限りだと
①その後の進学や就職に有利
②周囲のレベルが高いので自身の成長も見込める
③世間からの評価が高くなる
などでしょうか。
①その後の進学や就職に有利
日本はいまだに学歴社会です。各企業や大学もその脱却を図りたいと思っている反面、抜け出せていないのが現状です。入試の難易度が高いため、学歴が良い人は少なくとも「点数をとらなければいけない」という課題を解決する力を持ち合わせているので、ある程度学歴で判断したほうが良い人材が集められる可能性は高くなるからでしょうね。
②周囲のレベルが高いので自身の成長も見込める
難関校を目指しているときは学校の中で上位に入っていたのに、進学してみると真ん中か下から数えたほうが早かった…というのはよくあることです。当然ですよね、周りも同じくらい努力して入ってきた人たちなんですから。
逆に言えば自分と同じかそれ以上の人たちと数年間過ごすことになるので、素直にすごいと思える人たちから多くを学ぶことができるチャンスです。
私自身、早稲田大学に通っていましたが、大学生になってその恩恵を実感するようになりました。だからこそ同じように周囲からすごいと思われるように自分を高めようと努力したことが、今の自分を作り上げてきたなと思います。
③世間からの評価が高くなる
人によってはそれほどメリットでもないと思いますが、例えば社外の人との対応時などに、自分の大学名が判明するとその人からの印象が変わる場合もあります。「良い学校を出てるし安心できるな」と思うのでしょうね。私などは塾講師ですから、やはり親御さんから「勉強がしっかりできる」という印象を無条件に与えられるのは大きいことです。
ここまでは難関校に入ったほうが良いよみたいな書き方ですが、進学先選びは何より「自身がやりたいことの為に必要かどうか」で選べるほうが絶対に良いです。
例えば、海外で仕事がしたければ留学支援が整っている高校や大学を選ぶべきでしょう。
一方で、やりたい事がまだ定まっていない人は、難関校を目指しておいて損はありません。基本的には難関校のほうがその後の選択肢が増えるからです。
私も高校生までは特にやりたいことも決まっていませんでした。だからこそ将来自分のやりたいことが明確に決まった際に理想のルートが選べるように、勉強をしておいた方がよいだろうなと、何となくですが考えて勉強をしていました。
事実、大学生になってからは色々な選択肢があり、様々な経験を積みながら自身のやりたいことを見つけることができました。塾経営という最終地点を見れば若干の遠回りだったかもしれませんが、種々の経験があったからこそ一番やりたいことと明確に思えるようになりました。
あくまで一例、しかもかなり個人的な内容ではありますが、難関校に行くことにはメリットが多いと考えています。皆さんも将来の為に目指してみてはいかがでしょうか。